会員会費制度 よくあるご質問
よくあるご質問 Q&A
- 共同募金とどう違うのですか。
- 本会がみなさまからお金を納めていただくこととして、「共同募金」と「会員会費」があります。
「共同募金」は、さまざまな地域福祉の課題に取り組んで活動している団体に、活動費として助成することに活用しています。「共同募金」は、社会福祉協議会の活動の趣旨と共通する面もありますが、実施主体が社会福祉協議会ではないため、主体性を発揮できる活動への活用には限界があります。
それに対し、「会員会費」は全てを自主事業として、より地域に密着した事業を展開することができ、その事業を通じて地域へ還元できると考えます。 - 会員となることで、「メリット」はありますか。
- 「会員会費制度」は、お互いの助け合いの精神に基づくものなので、基本的に「メリット」や「特典」などを設けることには馴染まないと考えます。ただし、福祉バスのご利用については、受益者負担の原則により、団体で会員加入をお願いしています。
住民であるみなさまが一緒に地域福祉を推進するための制度であることを、ご理解いただけますようお願いいたします。 - 会費は強制ですか。
- 会費は、本会の事業に賛同いただける方に任意で納めていただくものです。
目安として、1世帯300円をお願いしていますが、協力をいただける範囲でお願いしています。
そして、賛同いただける方が多いほど地域の福祉活動が充実できますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 - なぜ町会が集めるのですか。
- 本会では、毎年町会長の方々に対し、会費納入へのお願いを行っています。そこでは、昨年度の集め方などの問題点をお伺いしています。その時にさまざまなご意見をいただきます。
集め方としては、「社会福祉協議会の会費なのだから、職員が集めればいい」というご意見もありますが、一方で「誰だか分からない人に集められたくない」というご意見もあります。そのため、毎年町会長の皆様に確認させていただいています。
また、それぞれの町会の集金の仕方があります。たとえば、各町民に向けての回覧チラシを作成したり個人への領収書を手作りで作成したりします。ぜひ、ご意見をお聞かせください。 - 経費を節減する努力はしていますか。
- 本会では、自立した民間組織を目指し、平成14年度から介護保険事業を行なう羽咋市在宅総合サービスステーションを羽咋市より移管されました。その後、介護保険収入を基盤として、地域福祉事業に一層力を注ぐことができ、今日に至ります。
その結果、石川県内では最も低い補助金収入となっています。
補助金は、特定の目的のために羽咋市などからいただくお金で、みなさまからの税金が財源となっています。その補助金が少なければいいという訳ではなく、事業に必要な補助金を継続して要望しています。
補助金が特定目的にしか使えないのに対し、会費は本会独自の地域福祉活動を行なう事業費の財源となります。
制度では手が届かない福祉事業を行なうために、とても大切な財源です。
ご理解とご協力をお願いいたします。 - 他にも介護保険事業所があるのに、どうして会費を払うのですか。
- 近年、訪問介護などを行なう居宅系の事業所や、老人ホームやデイサービスなどを行なう施設系の事業所はたくさん増えてきました。その中も、協賛金を募集している事業所もあります。
本会が運営する羽咋市在宅総合サービスステーションの特色は、市内の事業所が行うことが難しい事業や事例を多く扱います。
たとえば、訪問入浴介護事業は市内で唯一行なっており、また訪問看護事業は全国で7番目に開設しており、豊富な経験を持っています。加えて、障がい者総合支援法で行う障がい者サービスを積極的に行っています。これは、住み慣れたまちでいつまでも暮らせるように本会が進める趣旨に合うものであると考えています。
本会では、介護保険事業を利用する前段階として、サロン活動に代表される地域住民による支えあい活動を支援しています。近年では、他事業所が会場のサロン活動や、車いすの貸し出しを行ったりしています。
事業所のみなさまには、本会をご利用くださり、共に地域福祉を推進し、より一層の信頼関係を構築できるよう努める所存です。