赤い羽根共同募金
地域を良くするための募金です。
私たちのまちや暮らしを、良くしようと活動している団体や事業の応援に使われています。寄付くださる方々の思いが、活動している方々に届いて、まちに活気が出る・・・赤い羽根共同募金は、「自分のまちを良くするしくみ」です。
「赤い羽根募金」は「共同募金」の愛称です。
共同募金のシンボルである「赤い羽根」を使うようになったのは、第2回目の運動からです。1948年ごろ、アメリカでは水鳥の羽根を赤く染めて使っていました。それにヒントを得て、日本では抜け落ちたニワトリの羽根を使うようになりました。
今日では、「赤い羽根」は寄付したことを表す「共同募金のシンボル」として使用されています。
募金期間は、10月1日から12月31日まで。
共同募金の活動は、社会福祉法によって定められています。毎年10月1日から12月31日まで、厚生労働大臣の告示により、全国一斉に行われる運動です。また、12月1日から12月31日までは、歳末たすけあい募金もあわせて行います。また、この期間外でも、さまざまな寄付金を取り扱っています。そして、災害が発生すると、義援金の取り扱いも行います。
羽咋市で集まった募金は、羽咋市で9割使われています。
共同募金は、募金をいただいた地域で使われます。
たとえば、羽咋市で募金すると羽咋市で、金沢市で募金すると金沢市で使われます。
また、以前テレビやラジオで「募金の70%は、あなたのまちで使われます。」と聞いたことがありますか?
これは、地域の活動に使われる全国的な平均が70%ということですが、羽咋市は約90%を羽咋市の福祉に使います。
残りの10%の大部分は広域的な課題を解決するための活動として、石川県共同募金会で使われます。
もっと詳しく知りたい方は、中央共同募金会「はねっと」をご利用ください。
このような事業の一部に使われています。
助成する団体は、独立した「審査委員会」で審査します。
共同募金会は、組織の運営を行なう「共同募金委員会」と、団体の助成を審査する「審査委員会」によって構成しています。この委員会の委員を兼ねることはできません。そのため、「審査委員会」は独立した市民が参加している組織であり、助成団体や金額を決定しています。
災害にも使われています。
大規模災害が起こると、災害ボランティアセンターが設置され、被災地ではさまざまなボランティア団体が活動します。その活動を支えるため、災害の備えとして、石川県共同募金会は募金額の一部を「災害準備金」として積み立てています。
また、一定の期間に災害が発生しなければ、その準備金を取り崩し、各年の地域の福祉活動に使うため、それぞれの地域に戻ってきます。