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ふれあいフォーラム2006  だいじょうぶ!みんな一緒・・

 平成18年2月26日(日)、ふれあいフォーラム2006を開催しました。当日は足元が悪い中、約450人もの方の参加がありました。このフォーラムでは、大会部門、講演部門、分科会部門の3部構成となっており、「誰もが住みやすいまちづくり」について考えました。
 各部門の内容は以下のとおりです。

大会部門

大会部門では、第48回羽咋市社会福祉大会を開催しました。社会福祉の分野で長年にわたりご功績のあった17名のみなさまに表彰状の授与を行いました。
 表彰されたみなさま、おめでとうございました。

講演部門

電子紙芝居「シャキョウってな〜に!?」では、社協が行っている事業の説明を職員が分かりやすく説明しました。特に、各町の民生委員や町会長を中心に組織される地域福祉推進チームが行っているたまり場活動のビデオは、みなさんの興味を誘いました。
 その後、大川町地域福祉推進チームが行う活動の一つであるたまり場「大川町サンサン会」を、蓮本年子民生委員が写真も交えてお話くださいました。何かあったら連絡するというような顔見知りの見守りの輪が広がっていることが伝わりました。


ふれあい講演会「私はすべてを失ったわけではありません」では、(株)大紀エンゼルヘルプ和田行男氏を講師に認知症の理解についてお話くださいました。
 日本における認知症の方は170万人、70人に1人といわれています。原因としては、脳が萎縮したり血管がつまったりと約70通りありますが、どうしてそうなるかはまだ解明されていません。認知症は、そのような原因により脳の気質が変化し、知的能力が徐々に衰える病気です。そのため、本人が困らせてやろうというつもりもないのですが、脳の病気のためさまざまな症状がでてきます。しかし、その症状も「盗られたくなくて大切なものを隠していたら、無くしてしまった。病気でしまったことを忘れてしまう。だけど、盗られたくないからしまう訳で、無くなったということは盗まれたと思う気持ちは誰でもある。人と人との関係は認知症でなくても同じはず。」と和田氏は言います。
 私たちのまちでは安心して認知症になれますか?そのためには、「何となく気になるという人がいたら、社協や施設などに通報するというシステムが重要」と和田氏は言います。「願っていない認知症になっても、願っている自宅で暮らせるような仕組みができるように、行政だけに頼らないでまちぐるみで創っていく。そのためにお互い関心を持ちましょう。」そのときに、町の人が一声掛けるような温かい気持ちで接するだけでいいのです。
 最後に、和田氏が夢を語って下さいました。「夢は認知症になること。本人は幸せですよ。支える人ももっと楽しめばいいと思う。」

分科会部門

 ふれあい講演会聞いて感じたことなどをもとに、民生委員や施設職員やボランティアなど日頃から活動されているみなさんと、講演会に引き続き和田氏を迎え、グループに分かれて話し合いました。さまざまな想いが交わり、涙あり笑いありという賑やかな分科会となりました。

和田氏曰く、「認知症になるのも、家族にいるのも、地域で支えるのもとかく暗くなりがち。でも、誰がなったってこのまちで暮らしていけばええやんというところを明るく語れたことはとてもよかった。」とのこと。本当に同感で、また今後につなげていきたいと考えています!

 さまざまな意見より 

★「認知症について新聞などから悲惨なイメージを持っていたけど、今日の話を聞 いてなってもいいかなって思った。」
★「家族を介護していたときのことを思い出したら、ビデオのときは涙が止まらなか った。」
★「施設の職員は8時間で自分の仕事は終わる。しかし、家族は24時間ずっと神 経がビクビクしている。実際はとても大変だと思った。」
★「老人福祉センターで人と会うのが楽しみで、出かけることも多くなった。周りの 人を誘って一緒に行っている。誘うことも大切。」
★「自分は迷惑をかけたくないので施設へ行きたいというのが本音。それでも、自 分ができないところだけ助けてほしい。」


★「認知症になっても同じ集落で暮らしたい。例えば、まちにグループホー ムを作って見守るとか。」
★「UFOのまちから、安心して認知症が住みやすいまちへ!」
★「認知症になってからでなく今から人との関わりを持ちたくて、分科会に  臨んでいる。」
★「サロンで話を聞いたり、近所の子と関わったり。人として地域との関わり があれば住める。」
★「社会を成しているのは私たちひとりひとり。今日からでも、近所づきあい ならすぐ始められると思った。これは認知症だけでなく、子どももその他 の人との付き合いも同じこと。人と人とのつながりを大切にしたい。」

社協の事業案内

ミニディ
 介護保険の認定をうけず日常生活に不安のある方に対して、小規模のデイサービスをボランティアグループ「お達者会」とともに、老人福祉センターで毎週木曜日に行っています。
在宅介護者のつどい
 介護されている方々がご自身の介護体験を通じて交流を行っています。

ご相談やお困りごとは・・
 社協、市役所、お近くの福祉施設、地域福祉推進チームなどたくさんの相談窓口がありますので、お気軽にご相談ください。
 社協では、事務局および在宅総合サービスステーションにて24時間受け付けています。
 電話(0767)22-9314および22-9418


    フォーラムに関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。

ふれあいフォーラム2006実行委員会
永山静子(委員長)、後石原幸守(副委員長)、西 忠勝、塩谷利夫、堀田和歌子、疋津陽子、伊藤実佳、中本弥生、芝田志津代、井表芳美、小森わか子、西村広樹、中山真紀子、松井 悠(順不同)

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